桜の季節に思ったこと
「桜はまだか」に始まって「一輪咲いた」、「桜前線」と毎年繰り返される桜開花報道。日本人はほんとに桜が好きです。私も、キャンピングカーで南の端から桜を追いかける旅がしたい、などと夢見た頃もありました。今年は、咲き始めてからの冷え込みで、桜が満開の中での小学校の入学式となりました。天気も良く、式場の体育館の前は家族連れのみなさんの、晴れやかで賑やか声が響いていました。式では校長先生や町長、PTA会長さんの挨拶があり、「お友達を大切にしよう」「ありがとうは魔法の言葉、などと心温まるお話でした。そんな中で、「今までの幼稚園と違うところは何かな?明日から、一人で学校に来られますか?」の問いかけに、子どもたちが元気に「はい!」と手を挙げて答えていました。それを聞きながら、先日元テレビキャスターの中村江里子さんの海外生活ドキュメンタリー番組で、「海外では子どもの登下校は必ず親が送迎し、子どもは一人では歩かせない、だから日本で子供が一人で歩いているのを見るとみなびっくりする」と言っていたのを思い出し、日本は本当に平和な国だな、と思いました。
友人から、樹齢60年の桜がきれいに咲いています、と聞いて早速お花見に行きました。小田原市が戦後お堀に植えたとき、苗をもらって植えたそうです。見事な見事な桜でした。