「もんじゅ」廃炉だけでなく、核燃料サイクルも中止すべき
政府は閣僚会議で高速増殖原型炉「もんじゅ」を廃炉する一方で、核燃料サイクルは維持する方針を出しました。廃炉にする代わりに、フランスの高速炉「アスリッド」計画に参加する方針だそうです。
しかし国民税金を投じて効果があるかどうか不明です。そこで、自民党行政改革推進本部(本部長河野太郎担当相)は12月の予算案決定までに、予算を投じる、合理性があるかどうか議論すると発表しました。また、河野太郎本部長は核燃料サイクル全体をやめるべきだと提言しています。
廃炉方針はニュースになりますが、行革推進本部の意見はニュースになりません。そればかりか、廃炉の費用に国費、すなわち税金を投入すること。それは私たちが支払う電気料金に上乗せされる方針であることがNNK他各社のニュースでも新聞でもまったく取り上げていません。
河野太郎本部長にエールを送ります。頑張ってください。
