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5月3日憲法記念日によせて

安倍首相が5月3日の憲法記念日によせたビデオメッセージをテレビで聞きました。「1964年の東京オリンピックで日本は生まれ変わった。その自信が日本を急成長を遂げる言動力になった。2020年のオリンピックもまた日本人共通の大きな目標となっている。日本が生まれ変わり、しっかりと動き出す年を新しい憲法が施行される年にしたい」といったような内容でした。それを聞きながらなんか変だな、と思ったのはおそらく私だけではないと思います。オリンピックと憲法改正が何の関係があるのかでしょうか。今共謀罪を話題にするときに、盛んにオリンピックを持ち出すのと同様に、憲法もまたオリンピックにこじつける、その思考回路が理解できません。

ではどのように変えるのでしょうか「違憲と言われている自衛隊を9条の3項に加え位置づける」「高無校無償化」を位置づける」と言っていました。今までの自民党の改正案になかった3項の加筆、これは公明党の主張で、高校無償化は日本維新の会の主張ですね。両党に配慮していや忖度しての発言。ますますわからなくなりました。3日の憲法記念日は、みんなで憲法を読み直す、または読む日にしたらどうでしょうか。以前河野洋平さんが「高校無償化は憲法を変えなくてもできる」「自民党は色々な考え方をもった人がいる党だったが、今は変わってしまった」と言っていました。また、先日元防衛官僚・内閣官房副長官補・柳協二氏の話を聞きに行ったとき、「安倍首相目指す方向は間違っている」と批判していました。安倍首相の発言は自民党の総意なのでしょうか。疑問が残。

 
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