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福島第1原発見学その2

10時10分富岡町の東京電力の(旧)エネルギー舘で車を降りて、ビデオと資料に基づいて第1原発の現況と見学コースの説明を受けました。

11時見学用のバスに乗り換えて発電所に向かいました。大熊町の帰還困難区域にでは幹線道路はそのまま通過できますが、各横道入り口には警備員が立っていました。沿道の元畑があった場所は草や柳の一種とみられる樹が生い茂っています。草に覆われて屋根しか見えない民家や車、天井が崩れ落ちた店舗や窓ガラスが割れた食堂が放置されたままの姿で立っていました。写真撮影はできないと言われたので、私は放射線測定器やカメラなどすべてをエネルギー舘に置いてきたのですが、放射線測定を持っていた隣の方の放射線量測定器をみると3マイクロシーベルト付近でした。

10分ほど走ると第1原発に到着しました。バスを降りて建屋に入り、身体検査。空港の検査のようでした。敷地に入る従業員用のパソコンが置いてあり、作業員が操作をしていました。登録してある顔認証などを受けていました。機械を通り過ぎると名札と放射線測定器を受け取り建屋を出ました。そこからはバスで敷地内をめぐりました。車の中の測定器は0,2から0,19外のモニタリングポストは0,7を指していました。敷地は350万㎡で、まず目についてのは駐車場にナンバープレイトがない車が並んでいます。赤いシールが貼ってあります。被曝したため外に出せず、敷地内で使用する車にしたそうです。最初にむかったのは1号機から4号機が並んでいる場所。1号機は写真で見るように折れ曲がった骨組みだけになっていました。車の中の測定器は50マイクロシーベルトで真っ赤なっていました。写真はエネルギー舘で説明する石崎特別顧問。見学者

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