東海大学に違約金の支払いを訴える議案
大磯町が学校法人東海大学を訴える議案が9月3日提案されます。
平成20年町は東海大学医学部付属大磯病院に大磯町教育委員会が所有するゲートボール用地を売却しましたが、10年以内に本契約に指定する「高度診断センターの建設と立て替え」が行われないため、契約書に基づく違約金49,013286円の支払いを求める訴えを提起したいため議会の議決を求めるものです。平成20年当時の病院長は現大磯町町長の中崎久雄氏です。
町は平成22年月京幼稚園も売却しており合計6億900万円になります。この度の訴訟はゲートボール場のみですが、裁判では2件を同時に扱うことになるそうです。
契約書では10年以内に高度医療センターの建設が行われない場合違約金を支払うという条項があり、すでに平成30年3月31日に契約期間が経過していますが病院側は支払い義務がないと主張していることが訴えの理由として挙げられています。当時東海大学は近隣の中核病院であり、町民からも高度医療センターの建設を望む声もありました。しかしその後の様子では病院拡張計画が進められている様子は感じられず、10年間進展はありませんでした。そしてここにきて病院は計画を実行できないと決定、町に土地の買戻しと違約金支払いを提案してきましたが、まちには買戻しはせず違約金のみを請求していました。契約書の(及び)の解釈の違いが提訴の原因です。
果たして東海大学と争うことが町民のためになるのかどうか、話し合いの余地はないのか、そもそも病院拡張計画は本当だったのか。明らかにする必要があります。
計画地は現在職員の駐車場に使われていま。