2019年3月議会 一般質問
東部子育て支援センター 雨の日でも使えるように
かねてより子育て世代の方々より要望が多かった「(仮称)東部子育て支援センター」が建設されることになり、2月1日の福祉文教常任委員会で実施設計の図面を見たところ、利用者の立場に立って考えたとき不便と思われる点が多々ありました。すでに2月13日に建設業者も決まってしまいましたが、改善を求めるため質問をしました。
渡辺:駐輪場やバギー置き場がフェンスの外にあるので、子供を抱いて荷物を持ってフェンスを開けなければならない。さらに、駐輪場とバギー置き場に屋根が無いので雨の日には非常に困るが、どのようなコンセプトで設計をしたのか。
部長:平成22年に完成している西部子育て総合支援センターも同じような設計で、バギー置き場の屋根は設置していない。雨の日にはバギーで来ることも少ないし、要望もなかったため同じ作りにした。
渡辺:さらに建物の屋根に庇が無いので玄関に行く間に濡れてしまう。雨の日に遊べることころがほしいと思っている保護者は多いはずだ。
部長:建物の設計業者から提案があり了承した。
渡辺:昼食は12時から1時までをランチタイムとして荷物を片付けマットを敷いて食事をするとのことだが、部屋の一角に自由に飲食できる椅子やテーブルを置く考えは無いのか。
部長:昼食も西部と同じであるが、今後利用者から要望があれば簡単なテーブルのようなものを置いてもいい。 食事時間以外は取り除けるようなものを考えたい。
渡辺:手洗いスペースはトイレの手洗いを兼用するようだが、衛生上別にすべきではないか。
部長:こちらも西部の子育て支援センターを真似て作っているが、保護者の皆さんの意見を聞いて今後ソフト面でプラスするものがあれば考えたい。
答弁を聞いていると、すべて西部の施設を真似て作っており、業者任せ。保護者のニーズ把握もしていないことがわかりました。私が以前訪れた、東京都荒川区の「ゆいのもりあらかわ 遊びラウンジ」は、雨の日でも遊べるというコンセプトでつくられ、子供をバギーに乗せたまま遊びラウンジまで入れるようになっていました。また遊びスペースの一角に椅子やテーブルがあり、親子が自由な時間に飲食をしていました。
新規の公共施設ですから災害時の子育て世代の避難場として利用するような考えはなかったのでしょうか。残念です。
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