6月議会 初日
今日から6月7日までの日程で6月議会が始まりました。
初日の今日は条例改正や補正予算などの審議でしたが一番大きな議案は明治記念大磯邸園事業で古河電工株式会社の敷地のうち、庭園部分9500㎡を10億5200万円で買い取る議案でした。
国や県の支援を受けての買取で大磯町の負債は7億円ですが、これは県から20年間で償還分と利子分を受け取ることができます。しかし町にとっては大きな負担です。所有者との仮契約書や県に提出した事業の計画書、買取価格を決定した不動産鑑定書も出されません。これでは坪単価36万円が適切かどうか。今後の庭園の維持管理費はいくらになるのか。分からなことばかりです。
大磯邸園が指定された東海道松並木付近は大磯町の中で景観的にも、文化的にも重要なところだと思います。しかし今後池田成彬邸の庭園部分を買い取る時にまた借金をしなくてはなりません。予算は17億円です。町の将来にとってあまりに大きな負担になるのではないかと思います。できればこの議案は継続して委員会や議員間でもっと議論をしたかったのですが、それもかなわず反対しました。
6月4日・5日一般質問 7日最終日です。私の一般質問は5日午前中です。