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駅前広場で町道認定の問題が判明しました

11月20日に行った総務建設常任委員会で大磯駅前の広場はJRの土地であり、町が昭和59年にJRの了承なしに駅前広場の南側の幅10m、長さ100m(図の赤の部分)を町道として認定したことが判明しました。そのためJRから認定取り消し又は町道認定した部分を買取ってほしいとの申し入れが行われていることがわかりました。

しかし、建運協定(建設省と運輸省の協定)によれば、地駅広場に接して通過交通を主とする道路がある場合は、これを駅前広場区域内に含めないで計画すること、との約束があることもわかりました。そうなると町は協定に違反して計画を立てていることになります。この計画は有効なのでしょうか。

町が示した大磯駅前広場整備の経緯を見ると、整備計画は平成4年頃から始まっていますが、そのころ駅前ではマンション建設が何回か計画されていました。そのたびに反対運動が起こっており、同時に検討されていた駅前整備計画にも反対がありました。

町は町道48号線や県道大磯停車場線(駅から図書館へ降りていく道)を拡幅して駅前広場を整備するために、「安心安全の求める署名」や議会の決議、大磯町まちづくり基本計画に駅前整備計画や施設建設を書き加えるなど、さまざまな手段を使って駅前を整備するための理由付けを操作をしてきたことが見えてきます。しかし当時から32年間、町道認定とJRのことは一切触れてこなかったため、私も今回初めて知った事実でした。

町はJRに対して、町道の問題は整備計画を検討する中で引きつづき協議を行うと言っています。もし町がJRから町道を、さらに民間所有の土地も買い取ったら整備費用は現在予定の4億円をはるかに超えるのではないかと思います。計画を進める順序が逆ではないでしょうか。町民の方々から、駅前は今のままでいい、路面整備や横断歩道などの整備で十分との意見をたくさんいただいています。町は計画を変更すべきと思います。

下の図は赤い部分が町道幅10m長さ100mを当てはめてみたイメージ図です。

認定町道イメージ図

 
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