緊急事態宣言 協議会の意見・議会の役割
- watanabejunkooiso
- 2020年4月12日
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4月7日に発出された緊急事態宣言に係る町の対応について10日議員全員協議会を開催しました。町の対応は「特措法に基づく緊急事態措置に係る神奈川県の実施方針」に沿ったものでしたが、国の法改正・補正予算が通らなければ詳細は決まらない、とのこと。東京都はもちろん、御殿場市、横浜市、藤沢市や小田原市など迅速に独自の対応ができる自治体もありますが、現在町独自の対応は考えていないようです。
しかし議員は皆さんの声を町に届け、町に適切な対応を求める役割があります。皆さんの生活不安や困りごと、疑問を議会に届けてください。町に対応を求めていきます。
協議会当日は各議員が皆さんの要望や意見を町に届けました。私も保育士さん、保護者かた、団体からの意見を届けました。
町長から、措置の説明など十分に対応でていないところもあるが今日は建設的な意見をいただいたのでしっかり検討する。と答弁がありました。今後も話し合いを進めしっかりした対応を求めていきます。
議員全員協議会で出た意見まとめ(渡辺メモのため不明確なところもあり→以降が町答弁)
◎地域の会館の使用はどうなるのか、禁止の指示は→2月から原則使用禁止だが地域の総会開
催など、必要最小限の集まりは地域に任せている。
◎町内・社会全体の動きの状況把握・情報収集とそれに対する対応は→国の方針は50ページ
にまたがっている。法律改正や国の補正予算が通っていないので町に通達が来ていない。現
在の法律の中でできるのもしか出来ていない。国から出されたものがはっきりしてから決
めるしかない。
◎職員の罹患を防ぐため行っていることは→出張を控えるなどリスクを減らしている。
◎保育園の開催に関して→医療や介護に従事している保育士のため、家庭で対応できる場合は
登園自粛をお願いした。
◎民間4保育園はどうか→お願いして了解していただいた。
◎保育士が安して働けるよう自粛効果を検証してほしい→保育崩壊が無いようにしたい。
◎学童保育は子どもが増えている、地域の公園は子どもが集まっている状況はどうか→学童利
用者は100名から50名でばらつきがある。増えた場合密集を避け使う場所の調整をする。
◎学童の支援員は不足していないか→支援員の確保に努め居場所つくりは対応したい。
◎家にいる時間が増えるのでDV被害や子供の虐待が心配される。相談窓口は→学校・幼稚園
へ相談してほしい。
◎図書館の予約貸出は継続するのか→利用者が来るので継続する。団体から要望があれば出向
いて貸出することも考えている。
◎生活支援の相談があったが対応できたか→生活資金は社協が窓口となっていることをお知ら
せした。
◎商業関係者で困っている場合の対策は→政府資金など現在できる対応をお知らせしている。
◎マスクがほしいとの要望に応えないのか→備蓄マスクは医療・介護のためである。
◎マスク要望を役場が誰かに繋ぐことはできないのか→今後行政がやる仕事が増えてくるので
事例によっては難しい。
◎学校の週1日登校はするのか→協議を進めている。各校が状況に応じて検討している。
◎特別措置法では行動計画のガイドラインがあるが今回の措置はガイドラインにあっているか
→県の方針い基づいて対応している。
◎県は8月31日までイベントなどが中止・延期になっているが5月31日以降のイベントなどはど
うか→6月以降のイベントは準備が間に合わないので開催できない。
◎お知らせなどがすぐわかるホームページにしてほしい→検討する。
◎町の対応を掲示板に貼りだしてはどうか。→検討する。
◎近隣自治体とも連携をとって進めるのか→特措法は国・県・町と下りてくるが具体的な措置
は県知事が決めることになっている。
そもそも休業要請と補償はセットで国が出すべきもので、今回の国の対応では国民が救われません。国民が払った税金は国民のものです。今回の補償に関しては国際金融論の真田幸光氏の、銀行から皆さんの給与を支払い雇用を維持するとの意見を支持したいです。

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