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議会ノート 庁舎建替え その②


「大磯町役場本庁舎整備庁内検討会」

町は基本構想策定に必要な課題を整理するため、平成30年10月から庁内検討会を8回開催し、現庁舎の課題と現状、本庁舎整備にあたっての考え方をまとめ令和2年3月「本庁舎整備庁内検討会報告書」を作成しました。

第1回大磯町新庁舎整備基本構想等検討会ではこの報告書に基づいて議論が交わされました。報告書の概要は以下の通りです。


現庁舎の現状と課題 

現庁舎は昭和46年5月竣で築49年。平成13年に耐震補強が行われました。

課題 ①耐震性不足(階数でばらつきがある)②老朽化 ③防災拠点としての対応不足 ④狭あい化 ⑤駐車場不足 ⑥バリアフリーの必要性 ⑦情報通信技術への対応 ⑧環境(エネルギー)・景観への配慮 ⑨法規制上の課題


本庁舎整備にあたっての考え方

1.施設規模 庁舎床面積4,450~4,700㎡(総務省地方債同意基準・国土交通省積算基準・類似団体平均値)

       敷地面積4,800~5,450㎡(施設を4階建の場合・駐車場・通路・緑地帯)既存敷地 5,650㎡

2.建設地  現敷地(津波浸水想定域に該当してるためシミュレーションが必要・他3カ所を検討)

3.複合化  保健センター、消防本部機能 (国府支所と国府分署は1第2期で検討)

4.事業手法 従来方式(設計・施工分離方式 設計者を選ぶプロポーザル方式を採用)

5.概算事業費 24.5憶円~25.8億円(本体工事・造成・外構工事・解体工事含)今後増額が見込まれるもの

        非常用発電設備・情報通信機器・再生可能エネルギー設備・造成・外構工事費

6.財源確保 大磯町本庁建設基金約6億円 国・県支援金 起債 その他助成金・交付金を検討

7.供用開始時期 令和7年度



第1回新庁舎整備基本構想等検討会議事録(7月31日) ☟ 

議事録があっても資料が無いのは問題。資料も公開すべきです。


今後の課題

●9月に行った令和元年度の決算委員会で、技術職員や土木職員が不足のため現実的に自分たちが個別施設整

 備計画を作成するのが難しい。との答弁がありました。教育施設も福祉施設も老朽化が進んでいます。先般

 の学校給食準備会でも教育施設の今後の改修費用や大規模修繕費が出ていたのみで時期については出ていま

 せんでした。町民にわかりやすい計画の全体像を示し、その上で庁舎整備を考えたいと思います。


●本庁舎は行政や町民サービスの要、災害対策の拠点ですが建設となると費用も大きいため総論賛成、各論反

 対になりがちです。しかし必要な機能は整備しなくてはなりません。特別委員会は町民目線で十分な調査と

 検討をする義務があると考えます。




 

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